ユニバーサルミキサ
(用途例2.表面コーティング・薄膜コーティング)
TSK-MTIミキサシリーズのユニバーサルミキサは様々な用途に適用可能な、広範な可能性を持ったミキサです。その単位操作の一例をご紹介いたします。
概要
微粉(10µ以下)の表面に処理液体をコーティングしペースト状液体への分散性能を向上させる。
液体約1%を粉体にチョッパの効果により分散混合し、ジャケットより加熱して液分を蒸発させ固定化する。
特長
液体コーティングの場合、槽壁に取り付けられた高速回転するチョッパがその効果を発揮する。
チョッパが液体によって生ずる玉を砕きながら液を細かく分散し粉体中へ混合する。
液体の投入は滴下やスプレにより行う。(液の投入の仕方は槽壁への付着発生の原因となるので、適切な方法を選択する必要がある。)
手法
1.ミキサへ微粉および助剤添加剤を投入。
2.アジテータおよびチョッパにより混合。
3.処理液を混合しながらスプレ投入する。
4.アジテータおよびチョッパにより分散混合。
5.アジテータおよびチョッパで混合しながらジャケットより加熱し液分を蒸発させる。
6.排出する。
他の液体コーティング適用例
1.シリカのカップリング処理
2.IC封止材
3.ドーナッツシュガー
4.ペレット、ビーズへの展着剤のコーティング
5.造粒のためのバインダーのコーティング
6.発泡剤