ユニバーサルミキサ
(用途例5.乾燥用途への適用)
TSK-MTIミキサシリーズのユニバーサルミキサは様々な用途に適用可能な、広範な可能性を持ったミキサです。その単位操作の一例をご紹介いたし
概要
ユニバーサルミキサは混合以外に、乾燥にも適用できます。粉体の水分を飛ばしたり、槽内を真空にして低温真空乾燥や溶剤を飛ばす脱溶媒などへの適用が可能です。
特長
1.アジテータの効果により槽壁のジャケットの伝熱面に粉体・液体を効率よく触れさせますので、高い伝熱係数が得られ効率よく乾燥できます。
2.槽内を真空にして槽壁のジャケットから加熱しての低温真空乾燥が可能です。また溶剤を飛ばす脱溶媒も可能です。
3.チョッパの使用により乾燥時に出来やすい玉の解砕が可能。
4.強力なアジテータにより乾燥しながら極少量の添加量物も均一に分散させます。
5.フルオープンできるので、ミキサ内の清掃が容易でコンタミの発生がない。
6.水洗浄、溶剤洗浄ができる。
7.液体から適用可能ですので、液体から結晶を出させ粉体として取り出すことが可能です。液相から固相への対応が可能です。
手法
1.液体や湿った粉体を投入する。
2.ジャケットに熱源を流す。
3.アジテータをスタートする。
4.槽内を真空にする。
5.必要によりチョッパをスタートする。
主な適用例
1.活性炭の調温
2.脱溶媒(トルエン)
3.液体の紛体化
4.樹脂の乾燥