ユニバーサルミキサ
(用途例6.アルミナ粉の造粒)

TSK-MTIミキサシリーズのユニバーサルミキサは様々な用途に適用可能な、広範な可能性を持ったミキサです。その単位操作の一例をご紹介いたします。

概要

アルミナ粉において、型への投入時の流れ性改善のために造粒を行う。アルミナ粉(10µ以下)にバインダとなる樹脂を分散し、昇温してバインダをメルトさせて造粒する。

特長

造粒の場合、槽壁に取り付けられた高速回転するチョッパがその効果を発揮する。チョッパがバインダを細かく分散し粉体中へ混合するとともに、発生した玉を砕いて粒を揃える。

手法

1.ミキサへアルミナ粉および助剤を投入。

2.アジテータおよびチョッパにより混合。

3.バインダとなる樹脂粉を投入。

4.可塑剤を混合しながらスプレ投入する。

5.アジテータおよびチョッパにより分散混合。

6.アジテータおよびチョッパで混合しながらジャケットより加熱し造粒する。

7.アジテータおよびチョッパで混合しながらジャケットより冷却し粒を大きくする。

8.排出する。

主な適用例

1.ジョイントシート用コンパウンドの造粒

2.EP集塵機ダストの造粒

3.脂肪酸の真空乾燥造粒 など

4.電子材料

ユニバーサルミキサ用途例

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